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日常(エンジニア業務を除く)

音ゲーから音楽を探す。2017年

この記事は

(1stシーズン)謎解きクラスタによる謎以外の Advent Calendar 2017 - Adventar

22日目の記事です。 遅刻したけど22日目の記事です…… みなさん、参加層が若いためか、使われているブログサービスがnoteばっかりで肩身が狭いです。そうだよね、はてななんていうところはおっさんとエンジニアしか知らないよね……

どうも、こんにちは。ひゃたというものです。
普段はAndroidのアプリエンジニアとして仕事をしているのですが、2015年頃から謎解き界隈にぼつんと存在しています。特に団体に所属もしていないです。 たまに低温調理ボドゲ会なるものを主催してみなさんにお肉をふるまっています。某20代飲みでも提供しています。

謎解き以外の趣味というと、音楽ゲームがあるのですが、音楽ゲーム好きが高じて「音楽ゲームに曲を提供している・していた人の曲を探し出して聴く」っていうのを年がら年中やっております。 これは何かというと、音ゲーやって、音楽聞いて、「これ好きだなー」と思ったら、アーティスト名や作曲者をメモして、その音源を探すという行為です。

今だとこれはそんなに難しいことではありません。アーティスト名でインターネットで検索すれば一発です。そこからCDなりダウンロード販売などで買えばよいのです。 ところが、音ゲー初期のころはKONAMI所属のサウンドクリエーターがいくつも変名を使っていたりしたので、そもそも本当にこの曲を誰が作ったのかがわからないとかが日常茶飯事。 曲調から「あー、これは誰かなー」なんて予想するのが普通でした。最終的には公式サイトのコメントから判明したり、サントラには本人の名前が書いてあったり、ジャスラックのデータベースから判明したりなどなど。 そんな楽しみを公式も察したのか、共同作曲の曲を発表して作曲者当てクイズを始めたりしたこともありました。

今回はそんな音ゲーから探す音楽の探し方を解説していきます。

気に入ったアーティスト名をネットで検索する

一番手っ取り早いですし、今更解説の必要とか全くないです。まずこれをやりましょう。

作曲者・編曲者でネットで検索する

アーティスト名がボーカリストのみ、もしくはキャラ名のことが音ゲーの場合はあります。

そんな時は公式サイトへ行き、曲紹介ページへ行きましょう。 作曲者のコメントがあることが多いです。ただし、ゲームが登場したばかりの場合はまだ曲紹介ページができていない可能性がありますので確実とは言えません。

サウンドトラックになるとほぼ確実に書いてあるので、そこから辿るのもありです。 サウンドクリエーターの本名が書かれていることも多いので、「えっ?これとあれは同じ人が作っていたの?!」と驚くこともあるかもしれません。

M3に行く

M3というのは、音楽や映像作品などのメディア作品をメインとする同人即売会です。

最近公募から曲を提供している人は、だいたいここで作品を出していることが多いです。 また、実際公募組で集まってCDを出していたこともありました。まだどこかで売っているはずなので探しましょう。

www.m3net.jp

コミックマーケットに行く

M3はメディア作品のみのいわゆる「オンリーイベント」というものでしたが、コミックマーケットなどの大型の同人即売会でも頒布している人が多いです。

ただし、M3ではそこまで長くなかった行列もコミックマーケットになると本当に全国から人が集まるので、ものすごい行列に並ぶ可能性があります。 とはいえ、12時くらいから行けば、そんなに行列に巻き込まれることなく買えます。売り切れになることもそんなにないので、12時くらいにのんびり行きましょう。

同人ショップに行く

行列に並びたくない場合は、全国にあるとらのあなメロンブックスなどの同人ショップへ向かいましょう。音楽を扱っているコーナーに行けばほぼあると思います。

でもちょっとだけ値段が高くなります。委託だからしょうがないです。

声から探す

ここまでは、特に難易度は高くないのですが、ここから急に難易度が上がります。

サウンドトラックですら名前がわからない場合があるのです。だいたいが契約の都合です。ご察しください。 例えば、ライブDVDを見るとバンド内で絶対に顔が出ない人がいます。肖像権です。

そういう場合は、それっぽいジャンルを聞きまくりましょう。 肖像権まで握られているということは、ほぼ確実にその人はメジャーレーベルと契約していますので、メジャーどころで探しましょう。

アーティストからアーティストへ

似たジャンルのアーティスト同士でライブをやっていることが多いので、そこから辿る方法です。

ただし、これをやる時点でだいぶ沼に浸かっている感じがありますね。 大丈夫です。そこからさらにアーティストへと数珠つなぎのように辿っていくだけで、あなたは確実にそのジャンルの沼に沈んでいきます。

最後にそんな中から見つけたお気に入りのものをちょこちょこ紹介していきます。

グッバイ・レイディ / 杉本清隆

9年ぶり……9年ぶりの新作じゃ……

杉本清隆は「Homesick Pt. 2&3 / ORANGENOISE SHORTCUT」や「Little Rock Overture / 惑星計画」でボーカルをやっていた方ですね。 ポップンのサウンドディレクターをやったり初期はとんでもない曲をいろいろやっていましたが、退社されてからは「orangenoise shortcut」というバンドで活躍していました。 2008年でバンドが活動休止してから、はや9年……その間ほぼリリースはなかった(ライブ限定のCD-Rがあったくらい)だったのですが、ついにソロでの音源が登場しました!

やったぜ!変わらず極上のポップスだ!

音は上記の曲のようないわゆる渋谷系ポップスなので、上記の曲が好きならすんなり入れるかと。


グッバイ・レイディ

グッバイ・レイディ

グッバイ・レイディ

ゆのもきゅ / Yunomi

Yunomiはひなビタ♪内のユニットであるここなつの「ヒミツダイヤル」を担当した人ですね。和を思わせる音階のFuture Bassがひたすらかわいい。 ひなビタ♪の作曲陣は良いですねー。いい人を引っ張ってくる。 今年ついに1stアルバムが発売になったのですが、今まで発表してきた曲をまとめたベスト盤的なものになっているので、入門にも最適かと。


【MV】ロボティックガール - Yunomi

ゆのもきゅ

ゆのもきゅ